こんにちは。
台風8号が日本を横断するようですね。横断してくれなくていいんですけど。沖縄や九州は大丈夫でしょうか。それから長野でも土石流が発生して被害が出たようなことを朝の情報番組で見ました。これ以上被害が広がらないことを祈っています。
パパサラダがある愛媛県松山市は瀬戸内側で石鎚山という山もあるので、ありがたいことに台風などの影響は比較的少ない地域です。しかし、今晩が一番あやしいらしいので、油断しないで気をつけたいと思います。
インドの町並み(photo: 足成)
今日は水のATMのお話。水のATMと言っても、ペットボトルの水を販売している自販機のことではありませんよ。
クラウドと「水のATM」がインドの飲料水を救う : ライフハッカー[日本版]
http://www.lifehacker.jp/2014/05/140504mugendai_sarvajal.html
今年5月に配信されている記事です。(画像などの二次使用が許可されていないのでリンクのみです)
「インドでは安全な水を得るために、毎日約2時間もの時間を費やしている」
インドと言えば、自分の中ではIT先進国のイメージがあるんですが、水などの環境面ではまだまだ整備が追いついていない現状があるようです。
日本では、水道の蛇口をひねれば当たり前のように安全な水が出てきますが、世界の国々ではまだまだ安全な水道水の提供は難しいのかもしれません。
(水道水の消毒薬が気になる、という悩みは安全な水を手軽に飲めない人たちから見たら、とても贅沢な悩みですね)
「インドは水事情が悪く、上水道は1日に数時間程度しか供給されない。
またその水も水道管の破損のために汚染されていることが多く、タンクも汚染されやすいため蛇口から出る水をそのまま飲用に供することはできません。」
(外務省HPより)
こういった現状を踏まえ、2008年に「Sarvajal」というインドの企業がフランチャイズで水のATMを普及させる取り組みを始めました。
水のATMは太陽光で発電し、専用のプリペイドカードをかざすと浄水が出てくる装置です。
日本でもスーパーなどに、イオン水などを専用容器に入れて持ち帰りできる装置が設置されていますが、感覚的にはあんな感じでしょうか。
「現在までに総計140台が設置され、日に10万人に対してきれいな飲料水を提供している」そうです。
経済的な負担もあるかもしれませんが、安全な暮らしのためにもっと普及してほしいものです。
まあそれ以上に、 ”水のATMが不要になる日=水道設備が安全に運営される日” が早く訪れると良いなと思います。
こういった事情を考えると、家を立てるときやリフォームをするときに蛇口や洗面ボウルのデザインで悩む、なんて実はとてもありがたいことなのかもしれません。
せっかく悩める国にいるのですから時間が許す限り悩んで、自分の好みの蛇口を見つけてくださいね。
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