蛇口は大丈夫?金属アレルギー

こんにちは。今日も暑いですね。夏ですねー!

家を出るのが少し遅れてしまい、バスに乗れなかったので歩いて出勤しました。
夜中に携帯の充電をするつもりで忘れいたので慌てたりして、そんなこんなでバス乗りそこねました。まあ、携帯なくても大して困らないんですけど、時計代わりにしているので困るのはそれだけですね。
腕時計持っていますが着けないですねー。

金属アレルギーなのか、時計や指輪、アクセサリーをして汗をかくとかぶれます。赤くなって痒いです。が、汗を拭いて薬をつければ2、3日で治ります。なので、皮膚科で診察してもらったことはありません。ひどくなったら受診考えようと思います。(そうなってからでは手遅れという話も・・・)

で、この金属アレルギーを起こしやすい金属は「ニッケル、コバルト、クロム」だそうです。

「あれ?どっかで聞いたような・・・。」

そう。ニッケルもクロムも水道の蛇口に使われる金属じゃないですか?!

じゃあ、もしかして、蛇口に触れるのもダメなのかな?
蛇口掃除してかぶれたことはないけどなあ?

と、いうことでちょっと調べてみました。

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【金属アレルギーとは?】

まず、アレルギーはタンパク質に対して反応して起こるもの。
つまり金属自体が直接アレルギーを起こすわけではない。
金属から溶け出した金属イオンが、人体のタンパク質と結合し、アレルゲン(原因)となるタンパク質に変質させる。
汗などの弱い酸性でも金属が徐々に溶け、そこから金属イオンが体内に入りアレルゲンとなる。
ということ。

なので、金属が溶けて金属イオンが体内に入らない限りはアレルギー反応は起こらない

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水道水は酸ではないので金属が溶けることはない。(長年使用していれば錆びて腐食することはあるかもしれない)

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結論:普通に蛇口に触れてもアレルギーは起こらない。

※ただし、重症の人は濡れた手で蛇口を触るだけでも症状がでることがあるらしい。

【金属アレルギーの原因】

金属アレルギーになる一番多い原因は意外なことに、「自動車の排ガス」「タバコの煙」だそうです。
それらにもニッケルなどの金属が含まれているので気づかないうちに体内に取り込んでいるようです。

そして「歯科金属」
歯医者の治療で使われる金歯や銀歯、詰め物によって起こす金属アレルギーもあります。
唾液や食物の酸で溶けてしまうようですね。

そして、なんと食品でもなる場合があるらしい。
チョコレートやコーヒーにはニッケルが含まれており、レバー、エビにはクロムが含まれているそうです。
ただし、クロムは人体に必要なミネラルでもあります。1日に必要なクロムの量は50-200μg。これが不足すると糖代謝異常が起こり糖尿病になる可能があります。

必要なのにアレルギーの原因って、面倒ですね。

比較的金属アレルギーを起こしにくいのが金・銀・白金、チタンと言われていますが、私はチタンでかぶれたことがあります。原因は人それぞれですね。
腐食した部分を長時間皮膚に当てるとか、腐食した水道や蛇口からずっと水を飲み続けているとか、アレルギーの重い人などは症状がでるかもしれませんが蛇口自体は私個人的には大丈夫っぽいです。
人それぞれと分かってはいても、アレルギーの原因になる物を販売するって、あまり気持ちのいいものではありませんから、蛇口はアレルギーの直接の原因にはあまりならないと分かってちょっと安心しました。

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