一本の木から「家」を学ぶ。

図書館の本
↑「家ってなんだろう」建築家・益子義弘・著/インデックス・コミュニケーションズ

こんにちは、スタッフ”I”です。本日は建築のお勉強です。しかし超ド級の初級編。何せ、テキストが図書館で借りてきた児童書ですから(笑)。これから家を建てようと思っている方や、マイホームに憧れている方、住まいのことに詳しい方にはちょっと恥ずかしいですが、お付き合い頂けたらと思います。

大きな木
↑Tree/by TANAKA Juuyoh

「家ってなんだろう」。家って、住まいですよね。入れ物、くらいに思ってました。この本の冒頭を読むと、まっすぐ空高くのびるスギやヒノキ。幹をうねらせて大きく枝を広げるクスの木やマツ。大きな木はまるで家のようだと。深く茂った葉は涼しい木陰をつくり、細かく張った枝は家の骨組みになって人の居住スペースをつくる。この本の著者はどうやら建築家のようなのですが、大きな木を尊敬しているとありました。木には一本一本、神様が宿っていて、家をつくる木材にするときもその神様を大事にしてると。い、良い話じゃないですか・・・。そういうの好きですよ・・・。自然に感謝して人間に必要な家をつくる。自分のために家族のために、かけがえのないマイホーム。

人間が家をつくるって、すごく自然なことなんだって実感。

大樹の木陰
↑岩茸石から白谷沢登山口へ(棒ノ折山トレッキング)Mt.Bounooreyama Trekking/by jetalone

大きな木の陰で休んでいた人間が、葉っぱをかぶせた柱4本だけの陰をつくる。やがてそれが人の住まいになるまで知恵と工夫を重ねて、人間の歴史と一緒に発達してきた建築。建築の勉強は、人間の歴史を紐解いていくのと同じことなのかもしれませんね。建築の勉強と思って始めた読書から、人類の歴史について思いをはせ、柱4本の建築から発達からどんな過程を経て大きな街を、国を、つくっていったのか、考えるだけでわくわくします。

家、入れ物どころじゃないですね、良く文明の利器だなんて例えがありますが、まるで人類の偉大な功績じゃないですか。まさか一本の木の話から、ここまで眺望の広い歴史を思うようになるとは思いませんでした。しかし忘れていけないのは、家づくりは一本の大きな木から始まっているということ。この本で学んだことを胸に、これからも建築の歴史を紐解いていきたいです。

家
↑こじんまりとした田舎家

しかし、家。改めて、今、人の生を生きていて、帰る家があること、本当に感謝しないといけないなと思いました。昔から母は良く私に言いました。学校をズル休みしようとしたとき、そんなことじゃ立派な大人になれない。立派な大人になれなかったら、お前はいつかホームレスになってしまうよ、と。ホームレス、家がない人のことですが、まさかそんなことにはならないだろうと、軽く聞いていました。でも、30になって実感します。親や祖父母が他界したら、私は独り身。自分の貯金や働き口がなかったら、住んでいる家など簡単に失うだろうと。立派でなくても社会人としてやっていけなかったら、いつでも誰でも簡単にホームレスになってしまう、そんな時代だと思います。

家がないということは寒さや熱がしのげません。危険も多くなります。安息の時間も得られません。プライベートを保とうだなんてもってのほかです。そう考えると、家、ありがたいですね。帰る家があることに感謝して、今日も元気に社会人やろうと思います。一日が仕事に疲れて終わっても、大丈夫、家に帰ればごはんとお風呂でリラックスできます。家があれば寒さにこごえることも、暑さで参ってしまうこともありません。夜は安心して自分のベッドで寝られて、朝には元気に出かけていくことができます。

結論:家は人生の良き伴侶である。

その伴侶である家に、マジ伴侶がセットでついてたら良いのにな(笑)なんて戯言を残しつつ、本日のお勉強はここまでです。ご精読ありがとうございました!

ウッドスイッチカバーのすすめ。

こんにちは、スタッフ”I”です。梅雨のこの時季、出かけられなくてお家に籠ってるなんて方も多いのでは。そんな時こそ、家の普段手を入れていない所が目につきますよね。ずっと家に居なくてはいけないのなら、いっそ綺麗に模様替えしたい!素敵な部屋に整えて、くつろぎの時間を楽しみたい!なんて方に朗報です。手軽に行えるお部屋の模様替え、その名も「スイッチカバー取り替えリフォーム」!前々からスイッチカバーをお洒落な物に取り換えたいと思っている方は、結構いらっしゃるのではないでしょうか。今日は皆様に、パパサラダスタッフMさんによる、「ウッドスイッチカバー・コーディネイト術」を伝授しちゃいましょう!

ウッドスイッチカバー3種

当店、パパサラダでは数多くのスイッチカバーを取り揃えております。上記の写真のウッドスイッチカバー3種は、左から「マホガニー」、「チーク」、「ローズウッド」。木製のデザインのナチュラル感。なんとも癒される佇まい。でもどの色を選んだら良いのか決められない!なんて悩んでいる方。

ズバリ、スイッチカバーも家の一部である。

と、いうようなことをスタッフMさんは仰いました。スイッチカバー、どこに取りつける?つまり壁、ですね。壁って部屋の一部、ひいては家そのものではないですか。壁につけるということは、どこに配色を合わせるかというと、

部屋の木製部分の色味に合わせましょう。

えっと、つまりどこ?答えは、ドアのフレーム色などの部分です。スイッチって大抵、出入り口付近にありますよね。ドアが木製ならそれに合わせても良いそうです。ふむふむ。でもちょっと待って。例えば置いてある家具の色味に合わせたのではいけないのでしょうか?

家具は模様替えで変わる可能性があります。

例えば取りつける部屋に置いてあるテーブルに、色味を合わせたとします。そのテーブルがいずれ要らなくなったとしましょう。テーブルの色が部屋から消え、それに合わせていたスイッチカバーの色味は、浮いてしまうではありませんか。もちろん、家具に合わせるのもアリといえばアリですが、模様替えの際はスイッチカバーも取り換えなくては調和がとれなくなります。つまり、家の壁周り自体に色味を合わせてしまえば、将来的な模様替えにも、臨機応変に対応できると。なるほど、かしこい!

今日はウッドスイッチカバーを特集するから、適当にオススメの商品教えてくださ~い☆なんてMさんに質問した私。彼曰く、僕のオススメ云々の話ではない、お客さんの家にどれだけ合うかが問題。だそうです。

Mさんはコーディネイトもプロでした・・・!(感動)

例えば、写真だけではわかりづらいので、色味の参考としては、左の「マホガニー」はオレンジっぽい赤味のある茶色。最近新しく建てられた家などは、この色味の茶色が合う家が多いようです。真ん中の「チーク」はナチュラルな茶色。赤くも黒くもない茶色の木材が使われている家には、こちらがぴったりです。右端の「ローズウッド」は、古木のような黒に近い茶色ですので、古い家によく合います。古民家風な家にも良いですね。

大体、日本の家はこの3色の木製カバーのどれかは合う色彩で構成されているようです。あなたのおうちにはどれが似合いそうですか?天然樹で制作されたナチュラルなスイッチカバーですので、お届けする商品には若干の色味個体差があります。あらかじめご了承の上、ご注文ください。スイッチカバーの詳細ページはこちらから!※スイッチカバーはもちろん、「コンセントカバー」としても使えます。

スイッチカバーネジ

各スイッチカバーには、上のような小さなネジが付属しています。一点、一点検品してお届けしておりますので、ご安心ください。取りつけは小さなプラスドライバーで簡単にできます。

スイッチカバー取り付け方説明書

ご参考までに取り付け説明書を掲載致しますね。木製のスイッチカバーはちょっとうちには似合わないな、なんて方も、パパサラダには陶器のスイッチカバーも数多く取り揃えておりますので、「スイッチカバー・コンセントカバー」の特集ページより、お気に入りの商品をお探しください。

スイッチカバーの検品は、私、スタッフ”I”も経験したことがありますが、一点一点、どの商品も素敵で、私もそのうち自室のカバーを取り換えたいな、なんて思っています。私の部屋には巾木にオレンジ寄りの茶色の木材が使われていますので、1枚目の写真左端の「マホガニー」の茶色が似合いそうです。壁紙の模様も、白にオレンジのスクエアドットなので、ぴったりではないかと。取り付けの際はまた、こちらでレポート致しますね。今からプチリフォームが楽しみです。以上、梅雨のパパサラダより、スイッチカバー・コーディネイト術のおすそ分けでした。ご伝授くださったMさんに敬礼!

百花の王は夜開く。

こんにちは、スタッフ”I”です。梅雨!晴れていても降っていても、暑苦しいですね。そんなジメジメした梅雨にも良いところがあります。それは何かと言いますと・・・。

紫陽花

水に濡れた花が美しいことです!そんなの紫陽花限定?いえいえ、この時期に花開く、素敵な植物が他にもあるんです。まずはその花のつぼみからご紹介致しますね。

花のつぼみ

このつぼみ、なんでしょう。見たところ、平たいサボテンの先から出ているようですが。もしかしたら、花に詳しい方はご存じかもしれませんね。うちの祖母が大事にベランダで育てている花なのですが、なんでも夜に、花が開くそう。夜に開くなんて、まるで月下美人のようではないですか。ん?鋭い方は気付いたかもしれませんね。そうです、この花は月下美人の仲間で、その名も「孔雀サボテン」と言います。

孔雀サボテン

ジャーン!!花が開いたところです!大輪で綺麗ですね~。まさにこの梅雨の時期の「百花の王」の名に相応しい貫禄ではありませんか。月下美人などは夜開くものの、明け方にしぼんでしまうため、花屋さんで昼間お客さんの前で開いていてもらうためには、人工的な暗所を用意して、花の昼夜正転生活を仕立てあげて、店先に並べるそうですよ。なんとも手間のかかる子ですね(笑)。

その点、この孔雀サボテンは夜に開いて、一夜明けても平気で咲いています。小ぶりなものなら数日はもつのだとか。しかし、何せこの大ぶりの花弁、つぼみの数と咲いた花の数でわかるかと思いますが、いくつかは咲く前に、自身の重みで折れてしまったそうです。生き物だから仕方ありませんが、少しかわいそうですね。

祖母はこの花を挿し木にして、自分の妹にも分譲したようです。実は祖母は挿し木の名人です。なんでもかんでも増やしては、親戚中に植物を配っています。園芸と編み物が生きがいのアラエー(around 80.の略)の祖母。うちに庭を構えるほどの敷地があれば、祖母はどんなガーデニングを楽しんだのかなあ、と考えることがあります。そんな祖母の自慢の植物棚は、また今度ご紹介致しますね。パパサラダからこの梅雨、一押しの「百花の王」エントリブログでした!

(2013/06/28追記)
ブログ村さんにて「百花の王トーナメント」3位頂きました。
ご閲覧、ご投票くださった方、ありがとうございました!

外壁塗装はまるでお化粧。

白いペンキ

こんにちは、スタッフ”I”です。梅雨だというのに、今日も眩しいまでの太陽。お陰さまで、姫原荘のリフォームは順調に進んでおります。そろそろ雨が降って大工さん達を休ませてあげてください、梅雨前線様(笑)。

写真の白いペンキは、アパート外壁の塗り替えに使っているものです。一体、どんな感じにリフォームが進んでいるのでしょうか?追記からお読みください!

アパート外観、裏から

晴れた日の午後三時。溶けて灰になりそうな太陽の下、アパート裏からいつものようにてくてく歩いて、取材に訪れると、ややっ、外壁に何かキレがかかっていますよ!街中でも工事中の建物によくかかっている奴ですね。実は私、リフォームされる内装も楽しみでしたが、外壁の色が変わったら、どんな姿を見せてくれるのだろうと、今日のこの時を心待ちにしていたんです。

ペンキ塗りの左官屋さん

現場、表側に回ると、おっ、何やら左官屋さんが塗り塗りしています!あきらかに元の色より、綺麗~な白色のペンキです。ローラーで白に埋められていく様子はちょっと楽しそう。

余談ですが、私最近まで「大工さん」と「左官屋さん」の違いがわからなかったんです。軽く調べたところによると、練って塗りつける仕事で床や壁を仕上げる仕事をするのが「左官屋さん」、板材の壁や床を貼ったりする造作工事をするのが「大工さん」。どちらの方も住宅建築やリフォームに関して、幅広く知識があって、色んなことをカバーしている職人さんが多いような印象です。

グラフィックデザイナーが印刷の知識も持っていて、紙のことにも多少詳しいのと同じ感じですかね。自分の仕事に関係のある知識や技術は私もカバーしたいものです。左官屋さんと大工さんの間で技術的な葛藤や、立場の違いはないのか、なんてのも知りたいのですが、それはまた今度(笑)。

ペンキ塗りの左官屋さん2

話を元に戻しましょう。見上げると、上の方でも塗り塗りされていました。たかが二階建てではありますが、あんなに狭い足場で大丈夫なのでしょうか。私だったら怖くて足がすくんでしまいそうです。左官屋さん、大工さんに細身の方が多いのは、身軽でないといけないからでしょうかね。写真を撮らせて頂くお願いをしながら、暑いですねえ、降らないですねえ、なんて世間話をしながらお話をお聞きしました。

この外壁塗装リフォーム、実は二度塗りするんだそうです。今塗っているのは接着の下地材で、上からさらにペンキを塗ると、本当になめらかにムラのない綺麗な外壁に仕上がるそうです。今の色でもすごく綺麗なのに、さらに美しく?しかし、この白さ、私は思いました。私たち女性が毎朝、鏡の前で顔面工事している現実に欠かせない、そう、お化粧下地!

私は下地にBBクリームを愛用しているのですが、まあ、くすみと赤味をカバーして、なめらかな色調の整った表面にしてくれますよね。その上からパウダーのファンデーションをはたく。この二層を重ねることによって、肌が白く、明るく、マットに、美しく見えるわけです。この外壁塗装も同じことではないでしょうか?美しいおしろいを塗って、美白壁になるための、お化粧下地。

女性のお化粧と同じだなんて、道理で手間がかかるわけですね(笑)。庇の下や、横にへばりついている配管などの細かい所にまで、下地のペンキは塗られていましたから、この壁は美しくメイクアップされて、モテモテの美人になるに間違いありません。長年の雨や風に晒されて多少くすんでしまうかもしれませんが、入念な塗装で新しく美しくなれる、強い肌の持ち主であること、非常に羨ましく思います(笑)。

外観全景

現在足場の組まれている外観全景です。今の時点でも、かなり、美人度が上がっているのが見て取れます。左官屋さんは、本当は屋根も替えることをお勧めしたそうですが、そこまでは予算が足らなかった模様。でも外壁だけでも、色が変わると、すごく印象が変わります。大成功の予感がする姫原荘リフォーム。また施工が進みましたら、このブログでご紹介致します。次回もどうぞお楽しみに!

古民家カフェで一休み。

古民家カフェ

こんにちは、スタッフ”I”です。今日は古民家カフェ特集です。先日後輩につれられて行ったお店が、あまりにも良い風情かもしていたので、お店の許可を得て、たっぷりレポートしちゃいます。追記からどうぞご覧下さい!

古民家カフェ階段

お店の外観、見たところ普通の古い家ですね。実は私、古民家になってるカフェなんて生まれて初めて入ります。お店入ってすぐの古~い階段を、トントントーンと昇るとそこには・・・、

古民家カフェ内装

おお・・・っ?!

い、家だ・・・!(第一声)

座布団と机が多いものの、これまるで古い家じゃないですか・・・!いや、古民家カフェだから当たり前なんですが(笑)、ただの古い家がお店になっているだけなのに、なんでしょう、この安らぎの空間。落ち着いて足を休めるのにもってこいです。私たちは他のお客さんがいないのを良いことに、あちこちを眺めて回りました。どこもかしこも素敵・・・。ため息が出ます・・・。

古民家カフェ内装

各机に仕切りなどはないのですが、なんともいい感じで家具が設えてあります。窓が多いのも昔の家ならでは。もっと暑くなったら簾が下げられるのでしょうか。う~ん、涼しげ。

しかしちょっと、この文庫本広げて、昔の書生さん気取りたくなるほどの、風情なんだろう。

読書がはかどりそうです・・・。この雰囲気が似合う女になりたい・・・。

古民家カフェふすま

ふすまの柄もレトロで可愛かったです。昔の家らしく床の間もきちんとありました。紫陽花が飾ってあって季節感を感じました。

古民家カフェ机

この部屋に並んでいる机、実は各所で置いてある形が微妙に違いました。これなんかは引き出しが付いていてとってもキュート。古い家具って素敵ですね。大事に使われてきたのでしょうか。まだまだ現役で使えそうに佇んでいました。

トマトのレアチーズケーキ

頼んだら出てきた「夏の俳句スイーツ」です。お値段も819(はいく)円。トマトのレアチーズケーキ、珍しくて美味でした。レトロな家でくつろぎ、おしゃべりに花を咲かせて、気分は女学生です。

えっと、皆アラサーですけど(笑)。

俳句のしおり

先ほどのスイーツについていた栞です。何々、俳句が書いてありますね。

「トマト切る 雲は毎日 あたらしく」 神野紗希

めっちゃこのスイーツにぴったりじゃないですか。どうやら地元の俳人、神野紗希さんの作品らしいです。調べたらなんと私と同じ齢。俳句を詠んで生きていく人生ってどんな感じなのでしょう。さらに調べたら、地元でいちばんの進学校を出て大学で博士課程に在籍、近・現代の俳句を研究、云々、

才女、羨ましい(ギリギリ)。

私だって、パパサラダで有能なスタッフになって、俳句のひとつやふたつ詠んでみせますッ。そこで一句。

「顔洗う 蛇口ひねって もらい水」

神野さんにひとつ選定してほしいですね。あっ、季語が入ってなかった、駄目だ(笑)。

メダカ

店の外で飼っていたメダカです。お店の雰囲気に合っていて、元気に泳ぐメダカたちに、なんだか和んでしまいました。ちょっとこのお店は時間の流れがとまっているような、タイムスリップさせてくれるような不思議な空間でした。一緒に行った後輩に、他にも良い感じのカフェをたくさん教えて貰ったので、そのうち足を運んでみようと思います。またそのときはレポート致しますね。松山は道後から、素敵な古民家カフェの特集レポートでした。

(2013/07/16追記)
ブログ村さんにて「カフェの中でトーナメント」3位頂きました。
ご閲覧、ご投票くださった方、ありがとうございました!

孫専用 自家用車。

手作りのくるま

こんにちは、スタッフ”I”です。箸休めの日曜日、本日はゆるっとした記事をお届けします。上の写真何に見えますか?荷物を運ぶ台車付きのコンテナのようですが、何やら紐がついていますね。実はこの紐、私の父が自作で取り付けたものになります。父は孫5人を抱える笑顔も優しいおじいちゃんなのですが、このコンテナに紐をつけたのにはワケがあります。じゃじゃん!

くるまで遊ぶ様子

そう、お察しの通り、「手作りのくるま」。おじいちゃんがその可愛い孫たちと遊ぶためのひっぱり紐でした~!小さな車に乗って、甥っ子その3もご機嫌ですね~。無免許な私もこの車なら乗れるかもしれません。きっと道路交通法に引っかからないに違いない。すいすい~と公園を通り抜けて、颯爽と市街へ繰り出す私、超COOL。

・・・あ、重くてひっぱれない?

そうですか・・・。無茶言ってすみませんでした・・・。

しかし、このささやかな手工業、どこかDIYに通じるところがあるのではないでしょうか?この記事で紹介したおじいちゃん、つまりうちの父は、一から作ったり、既製品などのモノを改良することが非常に得意であります。建築の勉強が進んだらDIYのことなんかも徐々に取り上げていけたらな、なんて夢膨らませつつ、本日の更新はここまでです。明日は古民家を利用したお洒落なカフェの特集を予定しています。建築やインテリアに興味のある読者の皆様、明日の更新でお会いしましょう。

一から建築を教えてくれるテキスト。

こんにちは、スタッフ”I”です。皆様、週末をいかがお過ごしでしょうか。お仕事でしょうか?それとも家族や友達とランチに?明日は父の日ですから、父親孝行しているなんて方もいらっしゃるかもしれませんね。私は今週末はきっと本を読んでいる事と思います。と、言いますと・・・。

建築の児童書
↑(左)「家ってなんだろう」益子義弘・著/インデックス・コミュニケーションズ
 (右)「建築の発明発見物語」秋岡芳夫・監修/国土社

ででん!先日、ついに建築のお勉強テキストを手に入れたのでした~!ワーイ!

・・・ん?児童書?

そうです。児童書のコーナーに、私の求める「建築のことを一から教えてくれるテキスト」がありました。右の発明の本の冒頭をちらっと読んでみると、何やらありがたいことが書いてあります。何々・・・、

>「人間の住まいに欠かせないのは、ルフト(空気)とリヒト(光)とゾンネ(太陽)だ」

ドイツ語ですね。つまり、

>「清らかな空気がいっぱいの部屋、暖かく明かりのともる家、さんさんと太陽のふりそそぐ住まい、人はそんな家に住むべきだ」そう、住宅は太陽と照明と空気を大切に設計しなさいと教授はいったのである。
(「建築の発明発見物語」秋岡芳夫・監修/国土社 15Pより)

ほお~!テストに出そうですね。ルフト、リヒト、ゾンネ。空気、光、太陽、そして「水」だそうです。これらとの関係を考えて、「人間の住まい=建築」の歴史はできていったそうですよ。興味深いですね。こんな感じの建築のテキストなら、私でもすらすら読めそうです。しかし、どうやら歴史の勉強も合わせて勉強し直しのようです(笑)。一生懸命、頑張ります。皆様も、良い週末を~。

小さくて賢いおもてなし。

こんにちは、スタッフ”I”です。梅雨の最中なのに晴れ間が続き、夏が本気を出してきている今日この頃、私は部屋の片付けに思いを馳せたいと思います。何故かって?平たく言えば、あの虫が出てこない対策と、単純に扇風機を出したいという切実な願い。切実すぎますね。何故、夏が来る前にやっておかなかったのでしょう。この散らかった部屋のままでは、友達を家に呼ぶことすらままなりません。最後に友達を自室にあげて遊んだのはいつのことでしょうか・・・。

この季節柄、友達を、扇風機or冷房で涼しく冷やした自室に呼んで、機械でつくった削りたてのかき氷に甘~いシロップがかかったものをご馳走して、ガールズトークに花を咲かせたい。できたら自慢のインテリアなんかもみせびらかして、ペットは飼っていない家だから、お花でも生けて飾っておいて・・・。ああ、素晴らしき夏の日よ・・・。

私が散らかった部屋を目前に、そんな自宅ウェルカムモードに入ってしまったのは、ちょっとした理由があります。ご説明致しましょう。こちらです。

【Essence】ピエニ「雲/クモ」ベッセル型手洗鉢

~小さくて賢いおもてなし~

【Essence】ピエニ「雲/クモ」ベッセル型手洗鉢


先日、ドドンと追加されたイブキクラフト/Essenceの新商品、「ピエニ」の手洗器です!何故この話を持ち出したのかって?実はこの商品、とっても「小さくて賢いおもてなし」が得意なんです。手洗器をご購入される方の中でも、昨今なんと、玄関に手洗い所を設けて、お客さんに、外出帰りの子供たちに、玄関で手を洗って上がって貰うお宅が増えているそう。玄関に置く手洗器なんて、それなりに格好の良いものを置かないと、他のインテリアを頑張っているのなら尚更、趣向を凝らしたいところですよね。

【Essence】ピエニ「雲/クモ」ベッセル型手洗鉢

シリーズ中、「雲/クモ」はなんといってもその落ち着いた風貌が特徴です。貴方だったら和モダンに置いてみますか?それともクラフトな質感を生かして、北欧スタイルなんてのもいかがでしょう。写真でご覧頂ける通り、この「ピエニ」と呼ばれるラインの手洗器、実はとっても「省スペース」なんです。それかつ陶器の風合いを生かしたお洒落な外観。専用の棚も販売しておりますので、そちらと組み合わせればなんと、ちょっとした小物まで飾れちゃいます。

【Essence】ピエニ「白土/シロツチ」ベッセル型手洗鉢

~小さくて賢いおもてなし~

【Essence】ピエニ「白土/シロツチ」ベッセル型手洗鉢


上は同じく「ピエニ」のシリーズの中から、まるで”ココット皿”のような愛らしいデザイン「白土/シロツチ」の手洗器です。スタッフの方から、新商品が入荷したよと、詳細ページを見せて頂いたとき、一目でこのデザインが気に入ってしまいました。玄関にこの手洗器があったら誠に可愛らしく、自慢ではありませんか。ありそうでない、シンプルだけどさりげなく凝っているこのデザイン。ちょっとした玄人好みの個性派な水回りを持ちたいと考えている方におすすめです。

【Essence】ピエニ「白土/シロツチ」ベッセル型手洗鉢

この手洗器に添えられている「小さくて賢いおもてなし」というキャッチフレーズ。実は新米の私がつけさせて頂いた、初めての売り文句になります。店長Tさんから色々なお話を聞いているうちに、玄関に置ける手洗器って、まるで素敵なおもてなしのようだなと感じ、それかつ省スペースなんて、小さくて賢い子だッ。と名付け親になった次第であります。

自分で付けて置きながら手前味噌ではありますが、「小さくて賢いおもてなし」してみたくありませんか?この夏、パパサラダ新米スタッフ、おすすめの手洗器でございます。他にも数種シリーズを揃えておりますので「イブキクラフト【エッセンス】の超小型手洗器「ピエニ」シリーズ」よりご覧ください。専用の棚も同ページにて販売しております。夏の来客日和な今日この頃に、「小さくて賢いおもてなし」をしたくなった貴方、要チェックです!

リフォームの魔法で「お洒落なドア」。

こんにちは、スタッフ”I”です。週半ばの今日、皆様いかがお過ごしでしょうか。本日は姫原荘リフォームの「玄関扉」についてレポート致します。お洒落なドアが取り付けられるとの噂でしたが、どのように変わったのでしょうか?下の画像がリフォーム前のドアです。変身後の姿は、追記からどうぞお確かめください!

リフォーム前の玄関ドア

before:リフォーム前

なんの変哲もない古~い玄関引き戸です。
それが・・・??

リフォーム後の玄関ドア

after:リフォーム後

ジャーン!こんなにお洒落なドアに生まれ変わりました!外階段のペパーミントグリーンと合っていて、温かみのあるお洒落な緑ですね。どことなくカントリーな、これは北欧スタイルなデザインなのでしょうか?こんなにお洒落で綺麗なドアなら、帰って来るのも、出かけて行くのも楽しいに違いありませんね。

真正面からお洒落なドア

真正面から見た姿です。くすんだ緑の塗装がなんともイ~感じの風合いで乗っています。このドアだけみれば、ちょっと外国のヨーロッパなんかの洒落た街並みに混ざっていても、違和感ないと思います。家の顔とも呼ばれる”玄関のドア”。このアパートが日に日に魔法にかけられて、素敵なお城になっていくのを目の当たりにして、リフォームって素敵だなあと改めて実感致しました。

明り取り作成中

新しい玄関ドアの横についていた明り取りの制作現場です。分厚いすりガラスのブロックを、白いペンキを塗った木枠で囲って周りを固めているようです。当たり前のことかもしれませんが、家も、こういった部品も、ひとつひとつ手作りなのですね。ある程度は既製品かもしれませんが、こういった工程を重ねて、ひとつひとつ違う顔の家が生まれるのだと勉強になりました。

それにしても、時々、現場にお邪魔してリフォームの進む様子をつぶさに見ているので、私までこのアパートに愛着が湧きそうです(笑)。またリフォーム工事が進みましたら、このブログでお知らせ致します。お楽しみに!

西洋建築のお勉強スタート。

サン・ピエトロ広場
↑サン・ピエトロ広場/バチカン市国/青空とのコントラストが綺麗。

こんにちは、スタッフ”I”です。建築ブログを目指してはや数日。そろそろ建築史のお勉強を始めたいと思います。まずは西洋の建築から。テキストになるような良い本に、まだ出会えていないので、インターネットでざっくり入口を覗いてきました。ふむふむ、西洋の建築史は=「様式」の歴史であると。図式すると以下のようになるようです。

西洋建築における様式
↑「西洋建築の様式HP」参照

「ゴシック」だの「バロック」だの聞き覚えのある単語が並んでいます。古い順から数えておおまかに11の様式があるようです。なるほど。西洋の建築の歴史も中々複雑なようです。しかし西洋といってもエジプトなどが含まれています。私が調べたサイトによると、>ヨーロッパ人たちが、自分たちの文化的な先祖として、古代エジプト人や古代ギリシア人を敬愛したから。だそうです。

どうやら「西洋建築」=「ヨーロッパ地域に暮らした人たちが生みだした建築」と捉えたら良いらしいです。エジプトの建築がヨーロッパ人の建築のルーツになっているのですね。これはエジプトの建築様式から勉強していったら良いのでしょうか。エジプトの建築といったらピラミッドしか思いつきません。テレビ番組でみたことのあるピラミッドはどれも神秘的でした。

実はこの間、図書館で「建築入門」と書かれた、モノクロの書籍を手に取ってみた私。そこには都庁を始め、グラバー邸などの世界の名作の建築物が紹介されていました。軽く読んでみました。そこに出ていた「コロニアル様式」という言葉。何気なく書かれていました。とくに解説されることもないまま話が進んでいきました。えっ、ちょっとまってそのコロニアルというのは何なの?どういった感じの建物なのかよくわからないよ!この本は中級者向けなのか?!でも表紙には「建築入門」と記してあります。

すみません、超初心者すぎて。

今度のお休みにはもっと大きな図書館に行こうと思います。きっとあると思うんです。赤子のようなつるつるの脳みそにも基礎から刻めるような超初心者向けの本が。もしかして竪穴式住居的な原始的な路線から始めていったら良いのでしょうか。手探りすぎる、建築のお勉強。まだ始まったばかりですが、例えば旅先で有名な建築物を見て、「ふむふむ、この建物はバロックの影響を受けているね、明智くん。」なんて識者風吹かせてみたいです。うわ、めっちゃ格好良い。

初心者向けのこんな建築の本があるよ!とかおすすめがございましたら、どうぞ教えてください。実に、実に、切実です(笑)。早く良い本に出会ってもりもり勉強したいです。私もわからないことだらけだよ!って方は共にお勉強しましょう。明日の更新はリフォームの話題です。ご興味のある方は要チェック!