最近よく耳にする「ウルトラファインバブル」とは何なのか?ウルトラファインバブルについての解説やメリット・デメリット、当店おすすめのシャワーヘッドなどご紹介します。
「ウルトラファインバブル」とは、ファインバブルに含まれる泡の種類の名称です。
ファインバブルとは直径が100μm(=0.1mm)より小さな泡のことを指します。
また、ファインバブルには泡の大きさにより「マイクロバブル」と「ウルトラファインバブル」の2種類が存在します。
直径100μm未満で1μm(=0.001mm)以上の泡を「マイクロバブル」、それより小さい直径1μm未満の泡を「ウルトラファインバブル」と呼び区別しています。
ナノバブルという言葉もよく耳にしますが、実際にはナノバブル=ウルトラファインバブルのことです。
「ファインバブル」「マイクロバブル」「ウルトラファインバブル」の用語は国際標準化機構(ISO)で世界各国の代表者が合議して定義されました。
「ファインバブル」、「ウルトラファインバブル」、「FINE BUBBLE」の用語は商標登録もされており、現在は一般社団法人ファインバブル産業会に所属していない会社の製品や表記する際はファインバブル=ナノバブルと表記している場合が多く見受けられます。
ウルトラファインバブルには大きくわけて4つの効果・メリットがあります。
最大の効果は何といってもその高い洗浄力です。
ウルトラファインバブルは、通常の泡よりも非常に小さい泡(0.001mm=1μm未満)のことで、毛穴の約1/300の大きさです。その超微細な気泡が毛穴まで入り込み、皮膚と頭皮の汚れを洗い出します。また頭皮環境を整えることで髪のハリ・コシ・ボリュームが蘇り、頭皮の皮脂のニオイや加齢臭の予防にも繋がります。
ウルトラファインバブルは、とても小さいので、汚れが入り込んでいる小さな隙間や層にも入り込んで、汚れを浮き上がらせることができます。また、ウルトラファインバブルは、静電気が強いので、汚れや異物を引きつけて、綺麗に取り除くことができます。シャワーだけでなくキッチンでも大活躍すること間違いなしです。
ウルトラファインバブルは、非常に小さな気泡でできています。肌表面に密着しやすく、浸透力が高くなっています。そのため、ナノバブルが含まれた水を使用することで、肌の角質層まで浸透し、保湿効果が期待できます。
ウルトラファインバブルは、水を細かくしただけではなく、水に含まれる酸素や負イオンも豊富に含まれています。このため、ナノバブルを含む水を使用することで、肌の代謝機能を活性化させることができ、保湿効果のほかにも、美肌効果やリラックス効果も期待できます。
ウルトラファインバブルの微粒子は毛穴の奥まで入り込み、体にほどよい刺激を与えてくれます。 その結果、体が芯から温まり、お風呂上がりに湯冷めしにくいのです。
ボリーナ アヴァンティは肌の表面温度が約39%もアップしたというデータがあります。
ウルトラファインバブルの発生装置は半永久的に使用可能です。浄水機能などが付いていないものはフィルターやカートリッジの交換なども必要ないため、一度取り付ければずっと使えるのも嬉しいメリットですね。
ナノバブルにはデメリットもいくつか存在します。ここではデメリットとそれを解消する具体的な解決策について回答していきます。
極小の気泡であるウルトラファインバブルを多く含んだお湯は、泡のぶんだけ、空気に触れる表面積が大きくなって冷めやすくってしまいます。また、ナノバブルを多く含むお湯はミスト状になるため、体にあたる勢いは弱く感じてしまいます。
シャワーヘッドの水圧が低い、温度が低いと感じるときの解決策は3つあります。
給湯温度を数度上げて使用する
ウルトラファインバブルを使った時の体感温度は、普段のシャワーの温度より数度低く感じるといわれています。なので、水温が下がったと感じる場合は、給湯温度の設定を数度上げることで快適に使用できます。
シャワーヘッドと体を近づけて洗う
シャワーヘッドと体を離して使用するとお湯が空気に触れることで水温が下がります。特にミスト使用時は泡が空気に触れる面積が大きいため、特に温度が低く感じやすいです。なので、シャワーヘッドと体をなるべく近づけて使うことで寒く感じるのを軽減できます。
水流が調整できるものはストレート水流など強めのものを使う
水圧が強いストレート水流にすることで、マッサージ効果や温浴効果も高まります。
なので、ストレート水流などの強めの水流で頭、首、肩など全身を流し体を温めてからミスト水流で顔を洗浄するのがおすすめの使い方です。
水圧が弱いな...と感じた時のためにも、水流の強さを切り替えられる機能がついたシャワーヘッドを選ぶようにするといいかもしれません。
また、バスルームが温まった状態で使うといった工夫をすることで寒さを気にせず快適に使うことができます。
ナノバブルは毛穴の中にまで入り込むため、体を擦らなくても汚れを洗い流せるほどの高い洗浄力があります。
そのため、洗浄力の高い洗浄剤を使ってしまうと汚れだけでなく必要な皮脂まで落としてしまうため、頭皮や肌が乾燥することがあるようです。
乾燥が気になる場合は、頭皮や肌にやさしいアミノ酸系のシャンプーやボディーソープにするなどの対策が必要です。
実際、ナノバブルには高い保湿効果があるとされています。しかし、長時間浴びることで角質層から水分が逃げやすい状態になってしまいます。なので、浴びる時間を調整し、乾燥が気になるようでしたらシャワーを早めに切り上げる必要があります。
ナノバブル自体に高い洗浄力があるにも関わらず、洗浄作用の強いボディソープやシャンプーを使用することによって、肌表面の保湿成分やバリア機能を破壊してしまい、肌が乾燥してしまうことがあるとされています。なので、ウルトラファインバブルを使用するときは普段よりも洗浄力が弱く肌や頭皮に優しいものに変えると良いでしょう。
さらに、入浴後の保湿をするなどアフターケアまでしっかり行うことで乾燥を緩和できます。
ウルトラファインバブルは毛穴の約1/300の0.001mm(1μm)の超微細な泡です。この気泡が毛穴まで入り込み、毛穴の中を洗浄するときに泡が弾けることでピリピリとした刺激や痛みを感じる方もいます。
ナノバブルによるこの刺激によって、体を芯から温めるので保温効果にもつながります。
なので、悪い刺激ではありませんがこのピリピリとした刺激を避けたい場合は顔や体から離して使うことで刺激や痛みは軽減されます。
ネット上には色々な情報があり、中には根拠のない効果が噂として出回っていることもあります。
例えば、ウルトラファインバブルについて「歯のホワイトニング効果がある」や「髪が生えてくる」などの情報もネットには存在します。確かに、ナノバブルの洗浄効果で歯の黄ばみを予防したり、歯に付いた着色汚れを落としてくれる可能性はありますが、公式ではホワイトニングについての効果は謳っていません。また、「髪が生えてくる」という効果についても同様で、頭皮を清潔にすることで育毛が促進する環境を整えることはできるかもしれませんが、公式の効果ではないため根拠や直接的な因果関係はありません。
根拠のない情報を信じて購入しても、もちろん期待している効果は得られず、「効果なし」という結論になってしまいます。ナノバブルの効果は上記で述べているものが代表的な効果として挙げられています。
こちらで紹介しているシャワーヘッドはどれも節水率最大50%のシャワーヘッドです。水道代だけでなくガス代の節約にもなるのでお財布にも優しいですね
こちらで紹介しているシャワーヘッドはすべて水流の切り替えが可能なシャワーヘッドです。髪や体と顔で水流を使い分けることで頭皮やお肌を労わることができます。
水道水の塩素は、肌に残ると薄毛や肌荒れの原因になりうるので、頭皮やアトピーが気になる方は、塩素除去機能付き商品が特におすすめです。
浴室だけでなく、キッチンでの使用もおすすめのウルトラファインバブル付混合栓です。その高い洗浄力で食器や食材についた汚れの隙間に入り込み、 油分などを吸着して流し落とします。
また、ウルトラファインバブル水でお出汁を取ると、短時間で出汁が出始めうまみの濃い出汁が作れるというデータもあります。洗い物が楽になるだけでなく、お料理の時短にもなります。
お風呂の混合栓とシャワーヘッドを一式変えたい方にオススメの商品です。サーモスタット混合栓はお湯と水の混合比を設定温度に自動調節してくれるので、 急な温度変化もなく使用可能。浴室にはぴったりの混合栓です。