こんにちは。週の折返しです。
今日は暖かいです。日中は20度まで気温が上がるとの予報でした。確かに暖かいです。
もうそろそろ、こちらはお花見の時期です。
お花見で浮かれてお酒飲んで、帰りは飲酒運転なんてことがないようにしましょう!
それでは、本題です。
給水金具・給水部材(止水栓・給水接続管)の選び方
まずは、用語解説から。
【 止水栓 】
止水栓とは、「蛇口とは別に水・お湯を止める『元栓』です。壁や床から出して、蛇口などに水を運ぶための管です」
「止水栓」という文字を生まれて初めて見た時に、「あ、給水用ね」とぱっと思い浮かぶ人はあまりいないと思います。
給水という意味の文字もなく、「止める水栓?」となることも多いかと思いますが、いわゆる元栓なので、こういう物です。
(左)床給水用 「クロスストレート止水栓」
(右)壁給水用 「クロスアングル止水栓」
(その他の止水栓はこちら)
【 給水接続管 】
給水接続管とは、「止水栓と蛇口の取付け足つなぐ給水部材です」
一般的に、ブレードホース、フレキシブルパイプ、フレキパイプ、フレキチューブ などの名称で呼ばれます。
画像の一番太い管は排水用のSトラップ。赤枠で囲んでいるのが給水接続管。
※もともと給水接続管が付属している蛇口もあります。その場合は、別途接続管を購入する必要はありません。蛇口の仕様を確認しましょう。
給水管(接続管/ブレードホース/フレキシブルパイプ)一覧はこちら
最近はカウンター下を隠さず配管をインテリアの一部として見せる施工も増えていますね。
パパサラダではデザイン要素を取り入れたオシャレな部材をご用意しています。
【 止水栓設置例 】
左が壁からの給水、右が床からの給水です。
壁給水は「アングル止水栓」(アングル止水栓(ブラス) EP17149)
床給水は「ストレート止水栓」(ストレート止水栓(ブラス) EP17189)
床からの給水か、壁からの給水かを必ずご確認ください。
ちなみに排水についても同様に、床方向に排水するか壁方向に排水するかを確認する必要があります。
【 給水接続管の選び方 】
基本的に「止水栓から水栓の取付け足までの距離に合わせた長さ」のものを選びます。
最近は、カウンターやボウルまでの高さを(750~850mm)くらいに合わせる場合が多いようです。
そこに蛇口を設置するので、取り付け足の長さ分だけ下になりますね。
蛇口等を設置する高さに合わせて、少しだけ長めの接続管を選ぶと良いと思います。
余る場合は、曲げて設置すれば問題ありませんが、長さが足りない場合はどうにもなりませんから。
こんな感じに曲げられますので、長い場合は設置業者さんがうまい具合に取り付けてくれます。
あまりに長過ぎるのもダメですが、もし長さが足りないと、長いものに買い換える羽目に。。。
[ 計算式(目安) ]
床からカウンターまでの高さ=水栓足長さ+給水管+床から止水栓接続部分までの距離+ 30mm(予備長さ)
必要な長さについては、必ず業者さんに確認を!!
という感じで、
まずは、「カウンターやボウル、水栓蛇口などを使いやすい高さ」を決め、それに合わせて給水部材を選びましょう。
パパサラダのショップページでも詳しく解説していますので、ぜひご覧くださいね。
給水金具・給水部材(止水栓・給水接続管)の選び方