こんにちは、スタッフ”I”です。今日は古民家カフェ特集です。先日後輩につれられて行ったお店が、あまりにも良い風情かもしていたので、お店の許可を得て、たっぷりレポートしちゃいます。追記からどうぞご覧下さい!
お店の外観、見たところ普通の古い家ですね。実は私、古民家になってるカフェなんて生まれて初めて入ります。お店入ってすぐの古~い階段を、トントントーンと昇るとそこには・・・、
おお・・・っ?!
い、家だ・・・!(第一声)
座布団と机が多いものの、これまるで古い家じゃないですか・・・!いや、古民家カフェだから当たり前なんですが(笑)、ただの古い家がお店になっているだけなのに、なんでしょう、この安らぎの空間。落ち着いて足を休めるのにもってこいです。私たちは他のお客さんがいないのを良いことに、あちこちを眺めて回りました。どこもかしこも素敵・・・。ため息が出ます・・・。
各机に仕切りなどはないのですが、なんともいい感じで家具が設えてあります。窓が多いのも昔の家ならでは。もっと暑くなったら簾が下げられるのでしょうか。う~ん、涼しげ。
しかしちょっと、この文庫本広げて、昔の書生さん気取りたくなるほどの、風情なんだろう。
読書がはかどりそうです・・・。この雰囲気が似合う女になりたい・・・。
ふすまの柄もレトロで可愛かったです。昔の家らしく床の間もきちんとありました。紫陽花が飾ってあって季節感を感じました。
この部屋に並んでいる机、実は各所で置いてある形が微妙に違いました。これなんかは引き出しが付いていてとってもキュート。古い家具って素敵ですね。大事に使われてきたのでしょうか。まだまだ現役で使えそうに佇んでいました。
頼んだら出てきた「夏の俳句スイーツ」です。お値段も819(はいく)円。トマトのレアチーズケーキ、珍しくて美味でした。レトロな家でくつろぎ、おしゃべりに花を咲かせて、気分は女学生です。
えっと、皆アラサーですけど(笑)。
先ほどのスイーツについていた栞です。何々、俳句が書いてありますね。
「トマト切る 雲は毎日 あたらしく」 神野紗希
めっちゃこのスイーツにぴったりじゃないですか。どうやら地元の俳人、神野紗希さんの作品らしいです。調べたらなんと私と同じ齢。俳句を詠んで生きていく人生ってどんな感じなのでしょう。さらに調べたら、地元でいちばんの進学校を出て大学で博士課程に在籍、近・現代の俳句を研究、云々、
才女、羨ましい(ギリギリ)。
私だって、パパサラダで有能なスタッフになって、俳句のひとつやふたつ詠んでみせますッ。そこで一句。
「顔洗う 蛇口ひねって もらい水」
神野さんにひとつ選定してほしいですね。あっ、季語が入ってなかった、駄目だ(笑)。
店の外で飼っていたメダカです。お店の雰囲気に合っていて、元気に泳ぐメダカたちに、なんだか和んでしまいました。ちょっとこのお店は時間の流れがとまっているような、タイムスリップさせてくれるような不思議な空間でした。一緒に行った後輩に、他にも良い感じのカフェをたくさん教えて貰ったので、そのうち足を運んでみようと思います。またそのときはレポート致しますね。松山は道後から、素敵な古民家カフェの特集レポートでした。
(2013/07/16追記)
ブログ村さんにて「カフェの中でトーナメント」3位頂きました。
ご閲覧、ご投票くださった方、ありがとうございました!